2019年11月27日(水)~28日(木)、ビッグパレットふくしま(福島県郡山市)にて「メディカルクリエーションふくしま2019」(主催:メディカルクリエーションふくしま実行委員会)が開催され、本学から3つの研究テーマを出展しました。
会期中は本学ブースにも100名超の方が訪れ、研究に取り組んでいる教員や研究員と、産学連携の可能性や実用化への課題について活発なディスカッションがなされました。
メディカルクリエーションふくしま2019の全体については公式サイトをご覧ください。
<産学連携ゾーン> 小間:U-6
◎概要
自力での体圧分散管理が十分に行えない対象者に対し、自らの動きを阻害することなく薄いシート内に空気を流し込み、おしりや下肢などの圧迫部位の血流に変化をもたせて局所の阻血を回避するもので、ベッド上や車椅子上、または普通の椅子の上等、使用場所を選ばず持ち運び使用することができる。
◎概要
脳血管疾患者等に対するリハビリプログラムの中でも非常に重要な立ち上がりトレーニング。医療費増を抑制するために院内ケアから在宅ケアに移行している背景から、自宅で立ち上がりを練習できるよう、個人レベルで容易に導入可能なように安価器具を開発したもの。
◎研究・地域連携本部 プロジェクト研究員 今渕貴志
◎概要
入院患者の病室内における状況を、全方位カメラを用いて24時間モニタリングし、その状況を担当者のスマートフォンにリアルタイムに通知するシステム。全方位カメラの歪みを補正し、赤外線映像に対する2次元スケルトン推定技術による関節位置や角度を用いて行動を検知する。