2018年10月18日(木)~19日(金)、ビッグパレットふくしま(福島県郡山市)にて「メディカルクリエーションふくしま2018」(主催:メディカルクリエーションふくしま実行委員会)が開催され、本学から2つの研究テーマを出展しました。
会期中は本学ブースにも約150名の方が訪れ、研究に取り組んでいる教員や学生と、産学連携の可能性や実用化への課題について活発なディスカッションがなされました。
メディカルクリエーションふくしま2018の全体については公式サイトをご覧ください。
<産学連携ゾーン> 小間:T-2
◎看護学部 准教授 三浦奈都子
◎概要
医療従事者養成において必須の聴診演習を安価に可能にするため、例えば患者役の学生など健康な人の呼吸に同期させて、異常な状態の呼吸音を再現できるシステム。本システムでは、聴診器が当てられた身体の位置、順序、当てている時間の検出を実現。また、デジタル測定器を用いて何らかの計測をする際、実測値とは異なる任意の値を表示できるもシステムも紹介。これら疑似的に異常を提示するシステムが現実感のある臨床現場を再現することで、シミュレーション教育の質を向上させる。
◎ソフトウェア情報学部 教授 土井章男
◎概要
心臓疾患の治療における術前検査や治療支援を目的として、比較的侵襲の低い3D-CTを使用し3次元空間で心構造の構築と把握、さらに3次元空間での仮想経食道心エコー検査の配置を試みた。