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【出展報告】「ET&IoT Technology2019」に出展しました!

「ET&IoT Technology2019」出展報告

 

 2019年11月20日(水)~22日(金)、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい)にて「ET&IoT Technology2019」(主催:(一社)組込みシステム技術協会)が開催され、本学からも出展しました。
本展示会の入場者数は、3日間で約2万3千人(主催者発表)を数え、本学ブースにも多くの方が訪れました。
会期中は研究に取り組んでいる教員や研究員と、研究の紹介や情報交換等活発なディスカッションがなされました。

 ET&IoT Technology2019の全体については公式サイトをご覧ください。

 

出展テーマ

<環境ゾーン>小間:D-11-14

「IoTをベースとした次世代広域道路状況ビッグデータ提供システム」(出展パネルpdf

◎研究責任者
研究・地域連携本部 特任教授 柴田義孝

◎概要
 過疎化・高齢化が加速する寒冷地域において、慢性的な悪条件の道路環境の運転から開放され、住民の安心・安全な生活を維持するための地域モビリティを実現するための研究を展示。  
多様なIoTセンサ(10軸センサ、赤外線温度センサ、準静電界センサ等)と異種規格の複数無線ネットワーク(LPWA,IEEE802.11ac,5G等)を統合した次世代コグニティブ無線により、劣悪通信環境でも、遅延耐性ネットワークを構成し、先進的な車車間・車路間通信を導入する。
これらのセンサ情報を広域で連続的な時空間として路側帯のエッジコンピュータからクラウドにビッグデータとして集積し、さらに機械学習によるAI技術によってGIS上に寒冷地域道路状況(乾燥、冠水、圧雪、凍結、ホワイトアウト等)を事前に把握出来ると共に、将来の劣悪道路環境での自動運転を指向する広域道路状況ビッグデータプラットフォームを紹介した。