2018年11月20日(火)~22日(木)、東京ビッグサイト西1ホール(東京都江東区有明)にて「アグリビジネス創出フェア2018」(主催:農林水産省)が開催され、本学からも出展しました。
本展示会の入場者数は、同時開催のほか展示を合わせ3日間で約3万人(主催者発表)を数え、本学ブースにも約300名の方が訪れ、研究に取り組んでいる教員や学生と、産学連携の可能性や実用化への課題について活発なディスカッションがなされました。
アグリビジネス創出フェア201の全体については公式サイトをご覧ください。
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◎研究責任者
ソフトウェア情報学部 南野謙一 講師
◎概要
気象データに基づいて農業モデルの計算、リスク評価、警戒情報の通知を可能にする農業モデル普及システム。
システム開発をせずに、モデル式、リスク評価ルール、警戒情報通知ルールを登録するだけで運用可能であり、また登録済みの農業モデルを再利用、カスタマイズすることもできるため、農産物の早期警戒、栽培支援にすぐに活用することができる。
農業モデルは、気象データ(気温などの気象要素)を用いて生育、病害、高温・低温障害などの予測を行うシミュレーションモデルで、定期的に受信する最新の気象データを用いて計算される。この農業モデルの計算結果を用いてリスク評価(グラフ、メッシュで計算結果を分析・評価)、警戒情報の通知(メール配信など)を行うことができる。