令和3年度 地域協働研究(ステージⅠ)

流域ジオマップの分野横断的活用 ~DXによる地域課題解決~

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R03-Ⅰ-19

ソフトウェア情報学部 教授 土井章男
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
西和賀淡水漁業協同組合 ソフトウェア情報学部
ソフトウェア情報学部
西和賀淡水漁業協同組合
専任研究員
大学院生
組合長
加藤徹
高志毅
佐井守
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 14:海の豊かさを守ろう
  • 15:陸の豊かさも守ろう
研究フィールド 西和賀町 研究協力者 リコージャパン(株)販売事業本部岩手支社ソリューション営業部・地域創生推進グループリーダー・小林剛、リコージャパン(株)販売事業本部岩手支社ソリューション営業部・地域創生推進グループ・横内孝之、(株)タックエンジニアリング技術部空間情報部空間情報課・課長・原田昌大、(株)TOKU PCM CIM/BIM/CG推進室・室長補佐・榊原健二、(株)TOKU PCM CIM/BIM/CG推進室・槻ノ木沢 拓孝

① 解決を目指す課題(何を解決するのか) 西和賀河町の河川をフィールドとした多面的活用ができるマップにより、下記7項目の課題解決を目指す。 ■観光振興:岩手の自然を実際に見たいと思わせるようなPR ■防災:洪水土砂災害、河川施設や砂防堆砂量の把握、防災意識啓発 ■自然教育:流域の生物、植生、自然(水)の循環等、水中映像 ■環境保護:内陸河川のゴミの分布等の把握、適正な漁場管理 ■福祉:身体的に不自由な方や遠隔地の方々のためのバーチャル観光、コロナ対策としてのステイホーム観光 ■分野横断的な情報共有:河川の様々な地点で発生するイベント・災害・工事等の情報を一元的に掲載することも検討 ■クリーンエネルギー:水資源を多面的に活用した小水力発電の可能性試験 ② 実施方法・取組みの概要 令和2年度は、360°カメラ画像、点群データ、3次元CGモデルをプラットフォームとなるGIS上に配置しデータの統合を試みた。 令和3年度以降はさらなる可視化データを取得、または過去に取得している蓄積されたデータをGISに追加し、地域で活用されるデータプラットフォームを目指す。 河川に関連するものを中心とするが、360°カメラ、地上レーザースキャナ、ドローン、CG等を対象の地点ごとに使い分け、西和賀町の自然・景観に関わるデータを取得・生成。令和2年度の「リバービューマップ」から「流域ジオマップ」としてプラットフォームを構築する。

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