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「メディカルクリエーションふくしま2017」に出展しました!

「メディカルクリエーションふくしま2017」 出展報告

2017年10月25日(水)~26日(木)、ビッグパレットふくしま(福島県郡山市)にて「メディカルクリエーションふくしま2017」(主催:メディカルクリエーションふくしま実行委員会)が開催され、本学から2つの研究テーマを出展しました。

会期中は本学ブースにも約150名の方が訪れ、研究に取り組んでいる教員や学生と、産学連携の可能性や実用化への課題について活発なディスカッションがなされました。

メディカルクリエーションふくしま2017の全体については公式サイトをご覧ください。

 

【出展テーマ】
<産学連携ゾーン> 小間:S-7

 テーマ①「健康な人から病気を学ぶ! -異常音聴診システムとバイタル情報の異常値表示システム‐」
      看護学部 講師 三浦奈都子
概要:
 医療従事者養成において必須の聴診演習を安価に可能にするため、例えば患者役の学生など健康な人の呼吸に同期させて、異常な状態の呼吸音を再現できるシステム。本システムでは、聴診器が当てられた身体の位置、順序、当てている時間の検出を実現。また、デジタル測定器を用いて何らかの計測をする際、実測値とは異なる任意の値を表示できるもシステムも紹介。これら疑似的に異常を提示するシステムが現実感のある臨床現場を再現することで、シミュレーション教育の質を向上させる。
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 テーマ②「点滴抜去検知システム」
      ソフトウェア情報学部 教授 村田嘉利
概要:
 磁石付きパッチを腕等に貼り付け、その上に点滴チューブを留めた無線磁気センサを置き医療用テープで固定。無線磁気センサがパッチから離れると計測磁力が低下する事で点滴の外れを検出する。また、無線磁気センサの親スマホと通知先スマホ間でQRコードによるペアリングを実現する。
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