2017年11月15日(水)、岩手大学復興祈念銀河ホール(岩手県盛岡市上田4-3-5)にて「リエゾンIマッチングフェア2017」(主催:いわて産学連携推進協議会(リエゾン-I))が開催され、本学から5つの研究テーマを出展しました。
フェアでは本学ブースにも多くの方が訪れ、研究に取り組んでいる教員や学生と、研究シーズの実用化へ向けた課題等について活発なディスカッションがなされました。
リエゾンIマッチングフェア2017の全体については公式サイトをご覧ください。
小間:P-11「農業ビッグデータの解析と農業人材育成への応用」
(研究責任者)ソフトウェア情報学部 准教授 高木正則
(概要)りんご農園に人感センサ付きWebカメラを設置して撮影された農作業の様子や、撮影画像から農作業内容を自動判別する技術、圃場で記録された情報を活用した農業人材の育成に向けた取組を紹介。
小間:P-12「メッシュ農業気象データ利用基盤システムの開発」
(研究責任者)ソフトウェア情報学部 講師 南野謙一
(概要)農業分野等での気候リスク管理に活用可能な気象データの利用基盤システムを開発した。被害予測等の計算式を登録し計算を行い、その結果の地図上への可視化やその結果に基づき警戒情報のメール配信が可能。
小間:P-13「資料の関連に着目したデジタルアーカイブシステム」
(研究責任者)ソフトウェア情報学部 講師 富澤浩樹
(概要)本技術は、デジタルで作成された資料に、既存資料を関連付けて登録することのできるデジタルアーカイブシステム。
小間:P-14「健康な人から病気を学ぶ!異常音聴診システム」
(研究責任者)看護学部 講師 三浦奈都子
(概要)医療従事者養成で必須の聴診演習のため、健康な患者役の呼吸に同期させて、異常な状態の呼吸音を再現できるシステム。Kinectを活用して、聴診器が当てられた身体の位置、順序、当てている時間の検出を実現。
小間:P-15「シミュレーション教育に!意図的な異常値表示システム」
(研究責任者)看護学部 講師 三浦奈都子
(概要)シミュレーション教育・訓練において、より現実感のある現場を再現するため、デジタル測定器を用いて何らかの計測をする際、疑似的に実測値とは異なる任意の値を表示できるシステム。