岩手県立大学研究・地域連携本部では、岩手県からの委託を受け、県内の製造業の現場、農業現場、水産業の現場で、
IoT、ロボット、AI等のIT活用の支援をさせていただく『IT活用型新分野開拓推進事業』を推進しております。
◎『IT活用型新分野開拓推進事業』について
県内のものづくり企業や農業・水産業の現場でIoT、ロボット、AI等の
第4次産業革命技術の活用を促進するため、生産性向上や、新製品の
開発等のワーキンググループを設置し、専門家等を交えながら検討する場を
設け、今後の外部資金獲得や共同研究等に繋げる活動をしていくものです。
具体的には、課題の設定や課題解決のための方策(技術的な議論だけではなく、
県内外の企業を含めたクラスター形成等)をデザインシンキング等を
取り入れながら幅広いディスカッションを行います。
本事業に参加いただく企業の公募説明に加えて、
国内のIT活用の最新事例をご紹介するセミナーを下記の通り開催いたします。
『第2回 IT活用型新分野開拓推進セミナー』
◇ 開催日時
平成30年12月25日(火)14:00~17:40(開場・受付13:30~)
◇ 開催場所
ホテル東日本盛岡3F 鳳凰の間
(岩手県盛岡市大通3丁目3-18 TEL:019-625-2131)
◇ 定員:80名
◇ 開催内容
◆講演Ⅰ (14:00-15:05)
月井精密株式会社 代表取締役 名取磨一氏
『世界とつながるSNS型クラウド見積もりネットワーク』
(製造加工業向けの自動見積りシステムについて)
AI、IoT、SNS等を利用した製造加工業向けの自動見積りシステムの概要と事例、小さな町工場が
クラウドネットワークシステムの開発を始めるに至った経緯について、また現在描いている
見積もり業務の未来について紹介する。
◆講演Ⅱ (15:05-16:10)
ワークスモバイルジャパン株式会社 プロダクトマーケティング・セールスサポートチーム
ソリューションコンサルティング アーキテクトマネージャー 廣瀬信行氏
『経営を業務をスピードアップするコミュニケーションツールの活用』
近年、人材の確保・育成がより厳しい環境にさらされている中、仕事そのものは他拠点化/多能工化が
求められております。一方で消費者の細分化されたニーズに応えるために、経営・オペレーションのスピード
アップも同時に求められています。この環境の激変に対して、間接業務の徹底的な圧縮、および
コミュニケーションのロスによる業務品質の低下は致命的な競争力の喪失に繋がります。
本講演では、コミュニケーションツールを活用した具体対応事例を元に、この課題に取り組んだ企業が
どのようなアプローチでどの様な施策を行ったのかを紹介・考察いたします。
◆講演Ⅲ (16:20-17:20)
岩手県立大学 総合政策学部 准教授 近藤信一氏
『ものづくり現場におけるAI利活用による競争優位性の獲得~企業現場インタビュー調査からの考察』
近年、AIがキーワードとして急浮上してきている。そこで複数の行政機関や産業支援機関が、中小企業を
対象にAIに関するアンケートを実施している。多くの調査結果で、期待度は高い、つまり意識は高いが、導入は
進んでいないことが判明した。その理由としては、人材がいないこと、どうのようにIoTやAIを活用していいか
わからないこと、などが挙げられる。本報告では、それでも積極的にAIを導入・利活用している企業(先端事例)
に対してインタビュー調査をした実態調査に基づき報告する。
◆IT活用型新分野開拓推進事業ワーキンググループ公募説明(17:20-17:40)
◇ 交流会 18:00~(会費4000円)
※申込みは下記のアドレスまでメールにてお願いいたします。【締切:12月20日(木)】
E-mail : i-mos@ml.iwate-pu.ac.jp
**********申し込みフォーム***********************
複数人出席される場合は、全ての方のお名前を記載願います。
講演会 : 出席 ・ 欠席
交流会 : 出席 ・ 欠席
■企業名:
■所属・氏名:
■住所:
■電話番号:
*******************************************************
※参加申し込みがあった際には受付確認メールを送信しております。
2~3日経っても受付確認メールが届かなかった場合には、下記問い
合わせ先までご連絡くださいますようお願い致します。
◆申し込み送付先:問合せ先
岩手県立大学 研究・地域連携室 槻ノ木沢(つきのきざわ)
TEL : 019-694-3330
FAX : 019-694-3331
E-mail : i-mos@ml.iwate-pu.ac.jp
(本セミナーに対するご質問は電話またはメールにてお願いいたします。)