地域政策研究センターでは平成24年度から実施している地域協働研究(地域提案型)の成果の地域に対する寄与度を明らかにし、今後の活動の方向性を検討するため、地域団体へアンケート調査を実施いたしました。
その結果をご報告致します。
調査実施概要 | |
調査対象 | 平成24年度前期「地域協働研究(地域提案型)」で本学教員と協働研究を実施した20の地域団体 |
実施方法 | メールおよび郵送によりアンケートを依頼(回答受付:FAXまたはメール) |
調査期間 | 平成25年12月6日(金)~平成26年1月31(金) |
回答数 | 20団体(回収率:100%) |
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●その他の内容
・市の他課からの紹介による
・業務の関係上、以前から知っていた
・同庁内他部署からの案内
すでに教員と連携のあったものも多い。
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多くの協働研究が「成果あり」 と回答
「ある」と回答→【設問2-a】、「どちらとも言えない」と回答→【設問2-b】へ
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●「その他」の内容
・具体的な取り組みに結びついた。
・課題が明確になり、解決方向が示された。
・地域における興味関心の喚起。
・行政の施策推進の参考になった。
・ワークショップ参加者の意識向上や参加者同士の交流があり、研究の成果が見られた。
・課題の解決に一歩近づくことができた。
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●「その他」の内容
・報告書を作成いただき、提言もいただいたが、まだ具体的な事業の実施に至っていないため。
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多くが「また利用したい」と回答。
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【設問4】 地域協働研究に対する意見要望
・研究内容にもよるが、特定の先生だけでなく、複数の先生による実務的な研究支援やフォロー体制の充実
が望ましい。
・素敵な取り組みだと思う。しかし、研究課題は半年~1年の結果だけでは解決できない根の深い問題も
はらんでいる場合もある。学生の活力と、先生の専門的な見地からの指導は、一年限りではなく、数年
単位の長期計画により、小規模でも良いので、息の長い研究活動もお願いできれば、より効果がある
場合もあると思われる。
・これまでの研究成果や実績を活かしながら、地域に成果が還元されるような調査研究を断続的に実施して
欲しい。
・複数年(概ね2~3年程度)にわたる協働研究が可能であらば良いと思う。
・各事業所へのアンケートで実態が把握され今後の取り組みに役立たせていける事と思います。
・指導してくださる先生が、私達にあわせて優しい言葉でご教授くださっているので、とてもやりやすいで
す。ゆえに、もしまた同じ取り組みをする時、こういう先生の存在が大きいと思います。
・地域提案型の研究は、地域のニーズに答えていただくためにも今後も是非継続していただきたい。============================================================
【設問7】 地域政策研究センターに対する意見・要望
・センターの活動が県内外に周知されるような試みを望む
・導入時、センターの方が同席して指導の先生に取り次いでくれて心強かったです。その後のサポートも
ありがたく思っております。
・事業実施に当たり、細やかなフォローをいただき、ありがとうございました。
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【設問8】 本学の地域課題対応型の研究活動に対する意見・要望
・ジオパークなどの広域的県政重要課題や震災復興に関するテーマについては、複数年の継続研究テーマ
として、全学を挙げて取り組んで欲しい。
・今回の研究で、研究会の組織が活性化したと共に組織だった情報発信につなげることができました。
・より一層発展させてほしい。
・研究費の上限(50万円)を少し増額してほしい。
・様々な研究活動、テーマについて情報提供をいただければ幸いです。
・例えば、統計やデータをどう見るかといったところは、我々の非常に弱いところで、そこを大学が専門家
の立場で関わってくれると言うのは、大変すばらしいことだと思う。
・今後も研究活動を継続していただきたい。
・地域の課題は多種多様と思います。単年度で解決できないものもあっても複数年継続研究で成果を
導き出していただきたい。