「送りバント(犠牲バント)とは野球で、打者がアウトになる代わりに、走者を次塁に送ることを目的とされたものである。」(参考:犠牲バント-Wikipedia)
お久しぶりです!CA4年のしょーへーです!
先日、CAの全体反省会が行われました。CAみんなで、1年間の活動の振り返りや反省など、来年度の活動が、今年度以上に飛躍したものになることが期待される話し合いができたと思います!
ところで、僕は4年生なので卒業します。卒業できなかったときは慰めてください。(笑)
CAの活動も、この全体反省会が実質、最後の活動となりました。
後輩たちが発表する姿やCAについて考えている意見が素晴らしく、頼もしい後輩たちであると、感心してばかりでした。
4年生からは、僕らの考えていた意見や提案をしましたが、来年度の参考にしていただければ嬉しいですね。
反省会の最後に4年生から一人一言、話をする時間があったのですが、自分が考えていたことや伝えたかったことは、ほとんど話しませんでした。というより、後輩たちを見ながら話していたら感極まって涙しそうになったので、早めに終わりました。(笑)
なので、このブログに僕が思っていたことや考えていることを全部ぶちまけさせていただきます!!(長くなります。興味の無い方、長文読解苦手な方、今すぐ「戻る」ボタンをクリックしよう!!)
CAは僕の入学と同時に発足した団体であり、運良く1年生のときから活動することができました。
1年目のときは、先輩方も手探りの状態のまま活動したはずですが、4年生の積極性や信頼感は絶大なもので、僕にとって印象の強い4年生であり、憧れの存在でした。
1年生のときの僕が、CAの先輩に憧れを抱くように、CAの対応を受けた高校生は、CAや大学生という存在に憧れを抱くと思っています。しかし、良くも悪くもCAは、高校生や本学にとって責任重大な役割を担っていることとなるため、CAは常に高校生や来訪者、本学の「想い」に応えるべく、プロ意識をもったおもてなしをすることが大切であると、僕は考えています。
とは言うものの、2、3年目までの僕は何をするべきかを深く考えておらず、キャンパスガイドのときは説明を頑張ろうとか、高校生の質問にはいい回答をしようとか、自分本位の考えばかりでした。
そんな考えが変わったのは、昨年度の4年生が卒業間近になってからだったと思います。
昨年度の4年生は高校生や本学の「想い」のために活動することはもちろん、CAを想う気持ちが強く、僕ら後輩たちへのアドバイスや配慮が優れた人たちでした。そのことから、本学からCAに期待されている目的を果たすために、CAが団体として成長することが不可欠であると気づきました。
今までの自分とは立場が変わることや、同級生同士でCAについて話す機会が少なかったこと、これまで僕がCAのことを気楽に考えてきたツケが、4年生になるときの不安・不安・不安みたいな感じで返ってきました。汗
そんな悩みを先輩方や職員の方に話すと、「自分らしく引っ張っていけ。」的なことを言われてばかり。要するに、比較をするなっていうことですね。
けれども僕は、後輩は先輩を超えなければならないものだと考えています。CAの活動に勝ち負けとかはないのですが、先輩方の活躍や功績を超えるという意識をもって活動しなければ、成長はしないと思っているからです。
また、僕が1年生のときに、4年生に抱いていていたような憧れを、今度は新しく入ってくるメンバーや1年生に抱いてもらいたいという気持ちをもって、この1年間は頑張っていこうと決意しました。
簡単に1年間をまとめると、後輩たちに助けられること、後輩たちの活躍が多い1年だったと思います。
僕が活動に対して口を出すのではなく、後輩たちが自ら考え、行動することを支える立場であることのほうが、卒業する身として大事な役割であると考えていました。後輩たちが困ったときや、意見を求めてきたときに、手を差し伸べるくらいがちょうど良い存在なのだと思っていました。
もちろん、常に自分の考えていたような行動ができた訳ではありません。僕自身が話し合いを勝手に進めたり、仕事をこなしたりしてしまう場面なども多々あり、後輩たちの経験や活躍の場を減らしてしまったとも思うので、そのような点に関しては申し訳なさが残ります。もっと沢山、後輩たちが独自のものをつくりあげる雰囲気づくりをしたかったですね。
1年間を振り返ると、活動の成果や功績、「これだけのことをできた!」という満足感は少なく、目には見えにくいことばかりを追い求めていた気がします。
CAは設立4年目を迎え、変革の時期であると思っていて、CAが本来求められている要素を、全員で再確認するべき時期だと考えていました。
こんな感情論、暑苦しい想いを、誰に話して良いのかも分からず悩んでいましたが、あるタイミングを機に、後輩たちに自分の考えや想いを伝えていけるようになっていきました。普段の活動や打ち上げなどのときにも、そんな話を持ちかけることが多かったので、さぞかし面倒くさい男だと思われていたことでしょう。(笑) それでも話しを聞いてくれたり、意見を聞かせてくれたりした後輩たちには感謝していますし、CAに対する考えや想いを伝えることができて僕自身は良かったと考えています。
あれこれ考えながら活動を続けるうちに、あっという間に全体反省会の日を迎えてしまいました。
当日までは、後輩たちには感謝の気持ちよりも、不甲斐ない4年生だったという思いから申し訳なさのほうが多かったのですが、反省会の最後に、多くの後輩たちが涙を流している姿を見て、僕ら4年生がやってきたことに対して、少しだけ安心することができました。
「想い」って目には見えにくいものですが、必ず伝わるものだと思えた瞬間でもありました。
これまで一緒に活動をしてきた4年生のみんなにも、沢山の感謝をしています。ですが、それ以上に後輩たちには感謝しています。後輩たちを支えるつもりだったのに、逆に支えられ、助けられてばかりでしたし、あと1年一緒に活動したいと、幾度となく思いました。
仮に、この1年間が最高に優れた活動だったとしても、来年度はもっとこの1年間を上回る優れた活動をしてくれます。そのくらい、優秀で素敵な後輩たちに出会うことができました。CA最後の年が、この後輩たちで本当に良かったです。伝えきれないけれど、ありがとう!!
そして、いつもCAを支えてくれた、あやさん、やまちゃん、あべさんをはじめとした入試グループの方々には尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。休日にも関わらずCAの活動を見守ってくださったことや、他の業務で忙しいにも関わらず相談にのってくれたことなどを通じて、みなさんは自身の損得感情に左右されず、常に僕らCA(学生)の為を想ってくれているのだと感じていました。
CAの活動は本学だけでなく、全国にも誇れる活動だという認識でいるのですが、同様に、本学職員のみなさんは日本一の職員であると思います。このような環境でCAの活動ができたことは、これからの大きな財産となりますし、多くの人に本学職員の方々の素晴らしさを知ってもらいたいです。
みなさん、これからも温かい目でCAのご指導、応援よろしくお願いします。本当にお世話になりました、ありがとうございます。
長くなりましたが、全体反省会の話し合いの内容でもあった、「あなたにとってCAとは」を記して終わりたいと思います。最後まで読んでいただいた方、お疲れ様でした。(笑)
CAは常に高校生や本学に訪れた来訪者、本学、それぞれの「想い」の為に活動するものだと考えています。その「想い」を手助けすること、自分自身の事ではなく、それぞれの「想い」のために尽力することが大切だと考えます。
一言でCAを表すとするならば、「送りバント」です。犠牲バントという呼び方もありますが、CAが犠牲になるのではなく、自分自身も生きる、大切な何かを得ることができるのがCAの送りバントです。
今後CAの認知度が高くなり、これまで以上の活動が求められるとは思いますが、一つひとつの「想い」に応える送りバントを決めてくれることを、この先のCAに期待しています。
しょーへー