平成16年度「特色ある大学教育支援プログラム」採択決定について
文部科学省の平成16年度「特色ある大学教育支援プログラム」にソフトウェア情報学部における下記の取組が採択されました。
「特色ある大学教育支援プログラム」は、大学教育の改善に資する様々の取組のうち、特色ある優れたものが選定されるもので、平成15年度から開始されました。
詳細につきましては、(財)大学基準協会ホームページに掲載されておりますので、ご覧ください。
【採択取組について】
1 取組名称等
テーマ1 「主として総合的取組に関するテーマ」
取組名称 「高度専門教育と人間教育の一体化」〜一年次からの講座配属を行う『岩手県立大学方式』の実践〜」
2 取組部局
ソフトウェア情報学部
3 取組の概要
近年マスプロ的大学が送り出す卒業生に対しては、「専門レベルが不足」「社会人として他者とコミュニケートできない」という不満が聞かれます。これに対し、ソフトウェア情報学部では、「4年生卒業時には即戦力」「ITのプロとして社会に貢献する志をもつ」という目標を掲げ、高度専門教育と人間教育を同時に一体化して達成する教育を計画し実践してきました。
教育を表面的な講義の単位数で測るような考え方では、両者を同時に達成することは至難にも思われますが、この両者は別角度から捉えるべきものです。ソフトウェア情報学部では、人間教育として実績が認められている松下村塾や旧制高校の全寮制がもつ要因を分析し、一方では高度専門教育として実績があるMITやスタンフォードの方法を調査しました。その結果、選んだ解決策が、「1年次からの講座配属を行う小講座制」です。これは1年次から座席とUNIXワークステーションを学生一人ずつに与え、複数学年次生が同居するとともに、学生の部屋に隣接して担当教員の部屋を配置して、生活時間の大半を教員と学生が密着して過ごす方法です。
この方法が、講座内で学生が縦・横の交流を図ることによって人間的な成長と組織学習の実現を可能とするものであること、従来からの年次に区切られていた教育システムを抜本的に革新する意味を持つもので、学生のコミュニケーション能力、協調性、社会性を高めるシステムとして他大学にも参考になる事例として評価され、「特色ある大学教育支援プログラム」に採択されたものです。