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本取組の概要
2006（平成18）年度特色ある大学教育支援プログラムで選定された「自他の文化理解を柱とした国際文化教育」は、多文化共生が進む社会にあって、早期の異文化体験によって学生の文化理解プログラム履修に対する確かな動機づけを行うとともに、多様な文化領域を同時連携的に学ぶことにより、自文化理解（自己理解）を基盤とした深い他文化理解（他者理解）とプレゼンテーション能力とを身につけた豊かな国際感覚を有する人材を育成しようとするものである。
その基盤として、文章や会話を正しく理解し、自らの言葉で思考し積極的に表現できる日本語運用を中心とした能力（パーソナルコミュニケーションスキル、以下PCSとする）と英語運用能力や情報処理能力（グローバルコミュニケーションスキル、以下GCSとする）とを育成し、自らの言葉や生き方に立脚して積極的に他者の文化を理解しようとする統合プログラムによる国際文化教育を施すものである。
