文部科学省の平成27年度補助事業のひとつであり、大学が地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を養成するために必要な教育カリキュラムの改革を断行する大学の取組みを支援することで、地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目的としています。
岩手県内では、岩手県立大学と岩手大学が連携し(主幹校は岩手大学)、他の岩手県内高等教育機関、地方公共団体、産業・経済団体等とともに「ふるさといわて創造プロジェクト」を本補助事業に申請し、採択を受けました。
文部科学省が平成25年度から「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」により取組を進めてきたもので、大学での学びを通して地域の課題等の認識を深め、解決に向けて主体的に行動できる人材を育成するとともに、大学のガバナンス改革や各大学の強みを活かした大学の機能的分化を推進し、地域再生・活性化の拠点(地域コミュニティの中核的存在:Center
of Community)となる大学の形成を目的としています。
認定には、地域と大学等が必要と考える取組の実施(教育カリキュラム改革等を含む)、地域の声を受け止める体制の整備、大学と自治体との組織的・実質的な協力体制など、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を行うことが要件とされています。
岩手県立大学は、平成27年度のCOC+事業において、新たにCOC大学としての認定を受けました。岩手県内の認定大学は、岩手大学(平成25年度認定)と合わせ2大学となっています。